日常生活でもよく見かける足首の”捻挫”
こんにちは😊
豊橋市西小池町にある、スポーツ外傷・障害の施術を得意とする「みかも鍼灸接骨院」です。
梅雨の時期に入りじめじめとした毎日ですが体調には気をつけて穏やかに過ごしましょう!
さて、今回はスポーツの現場や日常生活でよく起こる足首の捻挫についてお話しいたします。
よく耳にすることが多い【捻挫】ですが、そもそもどういうものかご存じでしょうか?
まず【捻挫】とは”関節に外力が加わって発生する怪我のうち、骨折や脱臼を除いたもの”と日本整形外科学会で定義されております。
つまり、捻挫と言ってもその中には靭帯、腱、軟骨の損傷などが含まれており言葉自体には病態が含まれておりません。
捻挫をしてどの組織をどの程度痛めてしまったかをしっかりと見極めて、それに適した治療を選択しないと治すことは出来ないのです。
ここで、足首の捻挫によって痛めてしまうことの多い代表的なものを見ていきましょう。
最も多いとされているのが前距腓靱帯の損傷です。
前距腓靭帯とは外くるぶしの斜め前にある靭帯で足首を内返しに捻ることで痛めることが多い組織です。
次に、その反対方向である外返しに捻ることで痛めてしまうのが三角靱帯です。
こちらは内くるぶしの下に付いている靱帯です。
余談ですが、はじめに紹介した内返しの捻挫で前距腓靭帯を痛めてしまう事が多いのは大人です。
9歳以下の内返しの捻挫の中で8割は骨が一緒に剥がれてしまう骨折を伴っていたというデータがあります。
小学校低学年以下のお子さんが足首を捻ってしまい腫れていたらかなりの確率で骨が折れていると思っていいでしょう。
捻挫について話したいことはまだまだありますが、止まらなくなってしまうのでこれくらいにしておきます。
当院では、徒手検査や超音波診断装置を用いてどの組織が損傷しているのかを判断し、必要に応じて医科への紹介や固定などの処置を行います。
また、組織の修復のみではなくスポーツや日常生活に復帰する段階でテーピングを指導したり、再発したりしないように筋力トレーニングなどのリハビリを行い、組織の修復から元の状態に戻るまでのトータル的なサポートを行います。
適切な処置からリハビリをしていかないと生涯捻挫を繰り返すグラグラな足首を自ら作ってしまう危険性があります。
捻挫をしてしまったら自分で判断せず、まずは治療のトータルサポートを行っている、みかも鍼灸接骨院へご相談ください🎶