耳から全身へと影響を及ぼす 耳鳴り
こんにちは豊橋市高師町にあるみかも鍼灸接骨院です。
早いもので3月に入り、寒さも和らいできました。
新年度に向け、お体の調子を整えて気持ちよく4月を迎えましょう🌸
さて、今月は「耳鳴り」についてお話しいたします。
周りが静かなはずなのに自分だけ音が聞こえる耳鳴り。
音はさまざまで、キーン、ピー、ジー、ザー、ボー、と色々表現があります。
聴神経腫瘍、中耳炎などの病気があり、医師にかかる必要があるものもあります。
はじめは画像検査や耳鳴検査、聴力検査などから診断すると言われています。
※加齢による難聴(他の要因が無い場合)に関しては、耳鼻科である程度まで治療が行われ、個人差がありますが、ある程度は聞こえやすくなると言われています。
それに対し、メニエール病、突発性難聴など、ストレスや過労・疲労、睡眠不足、気圧の変化など身体の調和が保てない外的要因の影響も多くあります。
これらは、しばらく休息をとり、安静にしていれば治まることもあります。
しかし、起こってしまう要因を把握していなければ耳鳴りから離れることは難しいです。
医療機関であれば症状を落ち着かせる為に投薬などを行いますが、中々良い結果が見られなかったり、薬を飲み終えると再び症状が悪くなったりすることもあります。
症状が起こる要因を把握するほうが良いかもしれません。
少なくないもので、身体的または精神的なストレスで身体のバランスが保てなくなり、反射のように所々関節や筋肉を固めてしまいます。
それにより、左右のバランスが崩れてしまいます。
体重を支える筋肉が左右バラバラになり、太ももや腰・背中・肩・首まで登っていき、同時に足首・膝・股関節・骨盤・背骨(腰椎〜胸椎〜頚椎)・側頭骨を固めるところまで進むと、耳の神経にまで影響してしまいます。
同時に側頭筋(頭の横につく筋肉)にも影響して、中には歯ぎしり、食いしばりのような顎関節症の症状も引き起こす方もみえます。
これらのように、知らず知らずのうちに身体への負担が進むと、背骨すら真っすぐ保てなくなります。
すると、部分的に(背骨・椎骨ひとつごとに)ねじれや傾きが起こってきます。
椎間孔の中を通っている脊髄に負担がかかり、中枢神経の働きが乱れ、そのまま末梢神経に影響し症状が出てきます。
この時の背骨の歪みと身体を支える筋肉の小さな左右差を調整(矯正など)していく必要があります。
年齢に関係なく、症状が出だした時から慢性化すればするほど関節の固着がより強くなり、筋肉の弾力も変わり、その悪い状態で固定されてしまうこともあります。
お身体のことで、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております🤗