パニック障害について
胸の痛みや不快感に窒息感など、様々な症状をもたらすパニック障害には、それを引き起こす原因が存在しています。
遺伝が原因となる場合
引き金を引く要因はいくつかありますが、1つは遺伝的なものでパニックになりやすいかどうかが決まります。
ただ、遺伝はあくまでも要因の1つですし、親がパニック障害でも子供もそうなるとは限らないので、これを明らかな原因と考えるのは困難です。
その他の原因
パニック障害の原因は他にも、早期離別や虐待の経験に強い孤独感と、日常的なストレスそのものも要因に加わります。元々不安症の体質を持つ人は、環境と育ちや教育などの要因と組み合わさることで、パニック障害のリスクが上昇します。
例えば、特定の状況でプレッシャーを感じて胸がドキドキするのも、一種の発作と考えることができます。過去に発作を起こした経験がある人は、不安を予期して再発する確率が高いですから、専門の医療機関で受診して治療を受けることが必要です。
パニック障害による発作
寝る前などのリラックスタイムに発作症状を感じる場合は、本格的なパニック障害の発症に至ることがあるので要注意です。
幼少期に分離不安を感じていたり、強いストレスを受けた経験や繊細で神経質な性格など、パニック障害の原因と考えられる要因は複数あります。また、優しい性格で他人思いな人も、発作を発症しやすい傾向とされています。
パニック障害のメカニズム
メカニズムが完全に解明されたわけではありませんが、遺伝要因が原因になる可能性は高いと見られ、過呼吸もまたパニック障害を誘発しやすいとされます。
養育や家庭環境が原因とする説は、様々な研究によって結果が異なるので、まだ十分にハッキリとはしていません。性格に関する研究も、決定打となる研究は出ていませんから、もうしばらく研究が進むのを待つ必要があるでしょう。
ストレスも同様に原因の1つと考えられてはいますが、これも症例によって因果関係が違っているので、要因の1つと捉えるのが無難です。このように、パニック障害はメカニズムに不明な点が残ることから、原因も明確にはなっていませんが、現在の医療では複数の要因が関係していると考えるのが一般的です。
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パニック障害には多くの症状があり、いつも同じ治療をするとは限りません。
まずはお身体の状態を診させていただいてから一緒に治療方法を決めていきましょう。
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